新型コロナウイルスについて、留学生の私がタイで思うこと

ここ数日でタイでの新型コロナウイルスの感染者数は急増しており、毎日目まぐるしく状況が変化しています。
忘れないうちに、自分が今思っていることをまとめておこうと思ったので、留学生目線でざっくり書いていきたいと思います。

 

大学閉鎖、オンライン授業へ

3月半ばにタマサート大学の全学休校が発表され、学期末までオンライン授業に移行する事が決定しました。
大学に行く必要がなくなり、ほとんどのタイ人学生は地元に帰ってしまったため、いつも賑わっていたランシットキャンパス周辺の学生街も閑散としています。
学期末の5月まではオンライン授業があるので頑張ろうと思いますが、「現地の大学で授業に参加する」という、留学における一番の醍醐味がなくなってしまったことがとても悲しく残念です。

強制帰国の可能性

外務省が出す危険情報によってタイがレベル2以上に指定されれば、留学生は基本的に帰国を要請されます。
ヨーロッパ圏に留学していた同じ大学の人たちには、既に強制帰国させられた人がたくさんいます。
私は本来留学終了予定だった5月までタイに居続ける予定ですが、今後強制帰国になる可能性は十分あり得ます。
留学を考慮しながら大学生活の計画や目標を立ててここまで来た人が大半だと思うので、有無を言わさず強制的に帰らされた留学生がいると思うと辛いです…
これ以上状況が急変しないことを願うばかりです。

 

自分自身の気持ちの切り替え

大学が閉鎖されるなど夢にも思っていなかったので、あと約2ヶ月あった留学生活のプランが白紙になってかなり落ち込みました。
授業を中途半端に終わらせたくなかったし、旅行で色々な国に行く予定だったし、まだまだやり残した事もたくさんあったし…
悔しくて悔しくて、この怒りをどこにぶつけていいのかわかりませんでした。
しかし、たった数週間で世界的に感染者数が急増し危機的な状況に陥ってることを感じて、全てをキッパリ諦めて次のプランと自分のやるべきことを考えることにしました。
切り替えの早さに自分でも驚いたのですが、タイに滞在していた8年間や今までの大学生活、留学などで様々な出来事を経験したおかげかもしれません。
留学中にこのような状況に直面するのはある意味貴重な経験だと思うので、今後必ず自分のためになると思ってとりあえず今は耐えようと思います。

 

タイの情報公開、対応の素早さ

タイで感染者数が出始めてすぐに、
Covid Trackerというウェブサイトが公開されました。
このウェブサイトでは、タイ国内での感染者の状態、場所、消毒の有無などが詳細かつ非常にわかりやすくまとめてあります。
日本とは情報公開についての基準が色々違うのかもしれませんが、このようなウェブサイトをいち早く立ち上げたタイの対応に驚きました。 

covidtracker.5lab.co

また、ここ数日間は感染者数が急増していることもあり、タイ政府は、渡航者への対応を更に厳しくしたり、娯楽施設のみならず他の様々な施設に閉鎖を命じたりしています。
タイは、政府の発表を守らなければ罰金や逮捕も辞さない国なので、政府の対応はかなり影響力・強制力があると思います。
新型コロナについての政府や首相の対応を批判しているタイ人も多いみたいですが、日本の対応と比較すると、タイ政府は迅速な対応を取れているのではないかと感じることが多いです。

 

最後に

今までもクーデター、大洪水、バンコクの爆弾テロなど様々な出来事を経験しているので、きっと今回も何とかやっていけると思っています。
こういった状況は自分が強くなるきっかけになると思う(というかもうそう思ってやっていくしかない)ので、とりあえず今は正確に情報を把握して、無事日本に帰れることを願おうと思います。