ルアンパバーンにふらっと旅行してきた【ラオス女子一人旅】

色々な事情で学校が1週間休みになってしまったので、「しょうがない旅行するか!」と思い立ってラオスのルアンパバーンに3泊4日で旅行してきました。
とにかく旅先でゆっくりしたいという方や、初めて一人旅をする方にもオススメの素敵な場所です。

 

 

1日目(ナイトマーケットなど)

色々あってルアンパバーン行きの飛行機に危うく乗り遅れるところでした。
詳しい話は別の記事に書くので暇だったら読んでください。

今回もドンムアン空港からの便で、夕方頃ラオスに到着し、タクシー(とは名ばかりの乗り合いバン)で、宿泊先のPangkham Lodgeというロッジに向かいました。
部屋で少し休憩してから、ロッジから徒歩10分程のナイトマーケットへ。

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Tシャツ、マグネット、雑貨、コーヒー、お酒、ハチミツ、石鹸など、定番のお土産が一本の道にずらっと並べて置いてありました。
ばらまき用のお土産なんかはここで全部揃うと思います。



ナイトマーケットを抜けた先はおしゃれなレストランやバーがたくさん立ち並んでいます。
どこのお店に入ろうか迷っていたら、「入店したらモヒート一杯無料」の文字が見えたので、そのお店でご飯を食べました。

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茄子と豚のひき肉の炒め物を注文したのですが、味が日本の家庭料理のようで美味しかったです。

 

2日目(クアンシーの滝など)

朝ごはんに食べたラオスのお粥?が美味しかったので載せときます。
辛味噌のような調味料、パクチー、砂糖がついてきたので、少しずつ入れながら食べました。

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朝ごはんを食べた後、クアンシーの滝へ。
「ここに行きたいんだけど」と写真を見せながらフロントの人に相談してみたら、バンを予約してくれました。
値段は45000キープで、日本円だと約550円。
クアンシーの滝への行き方は、トゥクトゥク、ツアーなど色々あるみたいですが、泊まっている宿に聞いてみるのが一番良い方法な気がします。

バンは色々な宿を回ってクアンシーの滝に行く人たちを回収しているようで、乗ってみると白人の観光客でほぼ満席でした。
山道を1時間ぐらい走り、滝への入り口に到着。
道はもちろんガタガタでカーブも多いので、車酔いする人は酔い止め必須だと思います。

なぜか滝へ行く途中にクマが飼育されていて驚きました。
ツキノワグマの保護センターらしいです。

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檻から出たがって延々とウロウロしているクマがいて、少し複雑な気持ちに。

そのまま山道を登って行くと、エメラルドグリーンの滝が見えてきます…!f:id:taptim347:20191007174710j:plain
肉眼で見ても本当に綺麗なエメラルドグリーンで、魚が泳いでいるのが見えるぐらい透明度も高いです。
主に白人や中国人の観光客が遊泳スポットで泳いでおり、とても気持ち良さそうでした… 私も泳ぎたかったな。

どんどん滝の上流の方へ向かって歩いて行くと、流れ落ちる壮大な滝を見ることができます。

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あまりに幻想的で、普段自然を見ても大して何も思わない私でも感動してしまいました。
この時たまたま葉っぱが桜のように舞い落ちていて、生い茂った葉の間から日が差し込み、それに水面がキラキラ反射していて本当に綺麗でした…
雨季だと水量が増えて茶色い濁流になってしまうらしいので、幸い天気も晴れで、綺麗な色の滝を見ることができて良かったです。

 

その後、滝の中流あたりにレストランがあったので昼食と取りました。

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多分ラオスの麺料理、カオ ピアック センだと思います。
麺はベトナムのフォーに近い米麺で、豚肉や野菜がたくさん入っており、あっさりしていて美味しかったです。

帰りは、来た時と同じバンがロッジまで送り届けてくれました。
少し休憩して、また昨日のナイトマーケットへ。
屋台街があったので、そこで念願のカオソーイを食べました。

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タイにもカオソーイという麺料理があるのですが、それとはまた違った、どちらかというと担々麺の味に近いようなラオス料理です。
麺が米麺だからかやはりあっさりしていて、丁度いい辛さで美味しかった!

 

3日目(Utopia、プーシーの丘など)

この日は、インスタでたまたま見つけてずっと行きたいと思っていた Utopiaというカフェへ向かいました。

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このカフェには川を眺めながら寝転がれるスペースがあり、時間を忘れてゆっくりできるという名前の通り理想郷のようなカフェなんです…!

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私はこの最高なスペースに寝転がりながら半日ぼーっとしていました。
本を読んだり、ご飯を食べたり、少しタイ語を勉強したり、音楽を聴きながらうとうとしたり…
このスペースから見える風景が本当に落ち着く…ぽつりぽつりと建っているラオスの伝統的な家、生い茂る緑と広い空が形容し難いぐらい良い景色なんです。
こんなに有意義で幸せな時間を過ごせたのは久しぶりかもしれません。

このカフェは夜になるとバーになるらしいので、お酒を飲みたい方は是非夜に訪れてみてください。

 


カフェで思う存分リラックスした後、夕日を見るためにプーシーの丘に向かいました。
頂上に行くには長い長い階段を登らないといけません。

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16時半ぐらいに頂上に着いたのですが、既に写真を撮るために待機している人で混雑していました。
17時をまわるともう頂上は人だらけになります。
そのまま1時間ぐらい待って、綺麗な夕日を見ることができました!

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プーシーの丘はナイトマーケットのすぐ目の前にあるので、また昨夜と同じ場所で夜ご飯を食べました。

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ラオス料理の代表格、ラープムーです。
ラープムーもタイで食べることができるのですが、全然味が違う…
ラオス料理は全体的にあっさりしている傾向にあると思います。美味しい。

ナイトマーケットでは、ココナッツ味の小さいパンケーキや、フルーツスムージーなども売っているのですが、これがまた安い上に美味しかった。(写真を撮り忘れた)

 


4日目は、午前中の便で帰る予定だったので、朝ごはんを食べた後、ロッジ周辺にいたトゥクトゥクを捕まえて空港に向かいました。
荷物検査の場所にケータイを忘れるというハプニングもありましたが、無事バンコクに帰ることができました。

SIMカード

ルアンパバーン空港のBaggage Claim付近にSIMカードを売っている店があります。
今回は、Unitelという会社のSIMカードを購入しました。
4日間で6GB、100バーツでした(なぜかタイバーツが使えた)
山道を車で走っている時はたまに電波が途切れたりしましたが、それ以外は基本的に何も問題なくインターネットを使用することができました。

旅行にかかった費用

飛行機代:約13000円
リエントリーパーミット代:1000バーツ=約3500円
SIMカード代:100バーツ=約350円
宿泊代:約4000円
観光代(ご飯、現地での交通費など):2500B=約8700円

トータル
→約29550円

ラオスはてっきり物価がかなり安いと思い込んでいたのですが、意外とそうではないかもしれないです。
食事、交通費などはタイの方が断然安いのでは…と感じました。
宿泊代に関しては、綺麗な個室で3泊4日、しかも朝ごはん付きで約4000円だったので、かなりお得だったのではないかなと思います。

ルアンパバーンに行って感じたこと

今回は2回目の東南アジア一人旅だったのですが、ルアンパバーンはそこまで夜遅くなければ出歩くこともできるので、一人旅をするには最適だと感じました。
市街地自体が世界遺産に登録されており、古き良き東南アジアの風景を見ながら街を歩くだけでも十分楽しむことができます。
ラオスは良い意味で「何もない」ので、都会の騒々しさや忙しい日々を忘れてゆっくりした時間を過ごせると思います。

旅行をしていて面白いと思ったのは、ラオス語とタイ語がやはり非常に似ていて、頑張ればなんとなくラオス語が読めるということ。

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例えば、この上の写真の赤い文字はおそらく「支払済」とラオス語で買いてあるのですが、タイ語にすると「จ่ายแล้ว」になります。めちゃくちゃ似ている、というかほぼ一緒…!
また、歩いているとタイの歌が聞こえてきたり、テレビ番組がタイ語だったりしたので、ラオス人はタイ語も理解しているのか、もしくはタイ語を方言のように捉えているのか、とても気になりました。

食文化もタイに通じるものが多く見受けられるので、シャムの支配下にあった歴史なども鑑みると、タイからの文化的影響が所々表れているのが興味深いなと思いました。

とにかくこんなにゆっくりできた旅は久々だったので非常に楽しかったです。
ラオスの「何もない」落ち着いた雰囲気が気に入ってしまったので、いつかまた訪れたい…!